明石市 コーラスと手話動画でB-1GPPRソング収録 

神戸新聞NEXT  2019/2/10


「B-1グランプリ」全国大会の歌詞を手話で収録する市民ら=アスピア明石


 兵庫県明石市制100周年を記念し、11月に明石公園などで開かれる

イベント「B-1グランプリ」全国大会のPRソングの収録が9日、

アスピア明石北館(東仲ノ町)で行われた。


 市民ら延べ153人がコーラスの収録と手話動画の撮影に参加した。

 同大会はご当地グルメを通じた地域活性化イベントで、全国の

まちづくり団体が食を通じて地域をPRする。

マイクの前で公式ソングを歌う市民ら=アスピア明石


 明石市は2017年に西日本大会を開催し、約17万人が来場。

11月の全国大会は市制100周年記念の目玉事業として誘致した。


 収録は9階のリハーサルスタジオなどを使い、1月に公募した

市民らが約10人ずつのグループに分かれて順次録音、撮影した。


 コーラスは、同大会の公式ソング

「この街と 明石バージョン」の一部を市民らが

ヘッドホンをしながらマイクの前に立ち録音。


 手話動画では、歌詞に合わせた手話を、

明石ケーブルテレビのカメラマンが撮影した。


 市内のコーラスグループのメンバーと一緒に参加した加古川市の女性(59)は

「みんなで歌っていると一体感が出てきてノリノリになった。歌手になった気分」

と笑顔に。


 手話ボランティアをしている母ら家族4人で手話動画に参加した

衣川中2年の生徒(14)は

「今は手話ができないが、将来のことを考えると、できたほうが

いろいろな可能性が広がると思う」と話していた。


  収録したコーラスは多重録音され、3月23日の明石城築城400年の

オープニングイベントでお披露目される。

手話動画は4月ごろ、市のホームページなどで公開される。

(吉本晃司)




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