4億7千万人が聴覚障害 WHO、世界で増加と警告

2018/3/3  日経電子版

【ジュネーブ=共同】

 世界保健機関(WHO)は3日までに、高齢者人口の増大などで世界的に聴覚障害に苦しむ人が増えており、2050年には現在の推計約4億7千万人から9億人に達する可能性があると発表した。日本でも08年の約500万人から現在は550万人に増加したと推定した。


 聴覚障害の原因としては加齢のほか、はしか、水ぼうそうなどの感染症や結核などの治療剤による副作用を挙げた。さらにスマートフォンなど携帯型のオーディオ機器で大音量の音楽を長時間聞くこともリスク要因だとした。


 WHOによると、5年前には聴覚障害に苦しむ人は3億6千万人だったが、18年の推計値は4億6600万人で、うち3400万人が子供。


 WHOは、はしかなどの感染症予防や難聴を引き起こす可能性のある薬剤を使用しないこと、職場や屋外で大音量の音を出さないようにするなどの対策を取れば聴覚障害の半数は防げると指摘し、各国政府に適切な対策を取るよう求めた。


 一方、対策を取らない場合、治療などのコストを含めた経済的な損失は世界で年間計7500億ドル(約80兆円)になると試算した。

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